下二村(読み)しもふたむら

日本歴史地名大系 「下二村」の解説

下二村
しもふたむら

[現在地名]水巻町下二東しもふたひがし一―三丁目・下二西しもふたにし一―三丁目など

伊佐座いさざ村の東、まがり川の下流左岸に位置する。南はふた村、東は吉田よしだ村。伊佐座村と同様にもとは二村のうちで、のち別村となるが、分村後も二村の枝郷とされた(続風土記)。二村からの分村時期を天正一一年(一五八三)とする見方もあるが(水巻町誌)、慶長国絵図に村名はみえず、元禄国絵図には二村の枝郷として村名がみえるので、この間の分村とも考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android