下仁田山村(読み)しもにたやまむら

日本歴史地名大系 「下仁田山村」の解説

下仁田山村
しもにたやまむら

[現在地名]桐生市川内町かわうちちよう五丁目

山田川右岸の谷間に位置し、東対岸は西小倉にしおぐら村、西は長尾根ながおね(現山田郡大間々町)、南は須永すなが村。室町時代には古河公方家の御料所として「下仁田山之郷」があり、広沢ひろさわ郷とともに佐野大炊助が給主として預け置かれている(年未詳二月二〇日「足利晴氏預状写」喜連川文書)。寛文郷帳では田方一三五石余・畑方一六八石余、館林藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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