下伏し(読み)シタブシ

デジタル大辞泉 「下伏し」の意味・読み・例文・類語

した‐ぶし【下伏し/下×臥し】

物の陰や下にふすこと。
「さを鹿の声ぞ悲しき露むすぶいはだのを野の萩の―」〈夫木・一一〉
うつぶせになること。下向きになること。
洋灯炎尖ほさきが―になって、ちらりと蒼く消えようとする」〈鏡花・葛飾砂子〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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