下合月村(読み)しもあいづきむら

日本歴史地名大系 「下合月村」の解説

下合月村
しもあいづきむら

[現在地名]松岡町下合月

九頭竜くずりゆう川の中州の中央東寄りにある。西は末正すえまさ村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では、当村および上合月・末正村とともに「合月三村」とある。正保郷帳に村名がみえ、田方二三〇石余・畠方二四二石余。初め福井藩領、正保二年(一六四五)松岡藩領、享保六年(一七二一)再び福井藩領。

安永二年(一七七三)福井藩金津領村鏡(高橋家文書)によれば、田方七町九反余・畑方四町三反余、年貢率は一割七分五厘で頂上免は元禄三年(一六九〇)の四割二分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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