下垂体性小人症(読み)かすいたいせいこびとしょう(英語表記)pituitary dwarfism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「下垂体性小人症」の意味・わかりやすい解説

下垂体性小人症
かすいたいせいこびとしょう
pituitary dwarfism

同性・同年齢の者に比べて,身長あるいは身長増加速度が著しく低く,成長ホルモンの不足によって起る小人症視床下部-下垂体に器質的病変が認められる続発性と,原因の明らかでない特発性とに分けられる。 85%は特発性,15%が続発性で,うち特発性の男女比は 3.2対1,続発性の男女比は1対1である。続発性の原因としては頭蓋咽頭腫によるものが最も多く,次いで胚芽腫,他の脳腫瘍 (しゅよう) ,下垂体腫瘍,結核性髄膜炎と続く。成長ホルモン療法が行われるようになってからは,早期に治療すれば治癒するようになった。特発性については患者の半数以上が骨盤位または横位分娩で出産し,しかも仮死を経験していることから,分娩時の一過性脳虚血による視床下部障害によるものではないかと考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「下垂体性小人症」の意味・わかりやすい解説

下垂体性小人症
かすいたいせいこびとしょう

低身長症

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android