下塔之段町(読み)しもとうのだんちよう

日本歴史地名大系 「下塔之段町」の解説

下塔之段町
しもとうのだんちよう

上京区塔之段通今出川上ル一丁目

今出川いまでがわ通に面する革堂之内こうどうのうち町の北側にある。中世相国しようこく寺大塔があった(→上塔之段町

寛永一四年(一六三七)洛中絵図はこの付近に池田出雲守邸を記し、町名は記さない。元禄四年(一六九一)京大絵図には松平讃岐守邸が記される。宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」には「円覚寺辻子」とあり、天保二年(一八三一)改正京町絵図細見大成に「下塔之たん丁」と現れる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android