下村悦夫(読み)しもむら えつお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下村悦夫」の解説

下村悦夫 しもむら-えつお

1894-1945 明治-昭和時代前期の小説家,歌人
明治27年2月16日生まれ。郷里の和歌山県新宮で佐藤春夫とまじわる。明治43年上京し,与謝野晶子,北原白秋らに短歌をまなぶ。のち小説を手がけ,「悲願千人斬」などの伝奇小説を発表した。昭和20年12月12日死去。52歳。本名は悦雄。号は紅霞筆名はほかに紀潮雀(きの-ちょうじゃく)。歌集に「熊野うた」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android