下桟敷(読み)したさじき

精選版 日本国語大辞典 「下桟敷」の意味・読み・例文・類語

した‐さじき【下桟敷】

〘名〙 江戸時代歌舞伎劇場で、上桟敷に対して、平土間(ひらどま)両端にある桟敷。うずら。⇔上桟敷
浮世草子・好色小柴垣(1696)一「二間めの下さじき半ぶんあけて三匁、ひとりゐるには高きものとおもひながら」
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一八「下さじき餌をくふやうに首を出し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android