下瀬熊之進(読み)しもせ くまのしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下瀬熊之進」の解説

下瀬熊之進 しもせ-くまのしん

1843-1863 幕末武士
天保(てんぽう)14年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。文久3年奇兵隊にはいり,下関で四国連合艦隊とたたかう。同年三条実美(さねとみ)ら七卿を三田尻(みたじり)に護衛したのち,沢宣嘉(のぶよし)の但馬(たじま)(兵庫県)生野(いくの)の挙兵にくわわる。敗れ,沢を脱出させ文久3年10月14日自刃(じじん)。21歳。名は頼高。通称はのち猛彦(たけひこ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android