下烏田村(読み)しもからすだむら

日本歴史地名大系 「下烏田村」の解説

下烏田村
しもからすだむら

[現在地名]木更津市下烏田・大久保おおくぼ五丁目

中烏田村の西、烏田川を挟んで両岸に村域が広がる。房総往還から分れた鹿野山かのうざん道が内箕輪うちみのわ(現君津市)に向かう。周淮すえ郡のうち。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高二八九石。元禄郷帳では三〇三石余。寛文四年(一六六四)には高岡藩領(寛文朱印留)。文政八年(一八二五)一部が貝淵藩領となり、同一〇年の改革組合帳では同藩と旗本中野氏の相給。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android