下種の一寸のろまの三寸(読み)ゲスノイッスンノロマノサンズン

デジタル大辞泉 「下種の一寸のろまの三寸」の意味・読み・例文・類語

下種げす一寸いっすんのろまの三寸さんずん

戸を閉めるのに、下種は1寸ほど空きが残り、のろまは3寸ほど空きが残る。戸の閉め方で人の品性がわかるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下種の一寸のろまの三寸」の意味・読み・例文・類語

げす【下種】 の 一寸(いっすん)のろまの三寸(さんずん)

戸障子を閉じるのに、一寸ぐらい残すのは下賤、三寸ぐらい残すのはのろまというように、注意の足りなさで人の品格がわかること。げす一のろ三。げすの一寸戸下郎の一寸戸。

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