下種近(読み)げすぢかい

精選版 日本国語大辞典 「下種近」の意味・読み・例文・類語

げす‐ぢか・い【下種近】

〘形口〙 げすぢか・し 〘形ク〙 様子態度が、下賤の者のようである。
※玉塵抄(1563)八「その使の人はげすちかう、たれにも打とけてやわらいであれども、及うずことはないぞ」

げす‐ぢか【下種近】

〘形動〙 身分の卑しい者の中にはいり込んださま。
蜻蛉(974頃)上「かたゐどもの、つき・なべなどすゑてをるも、いとかなし。げすぢかなる心ちして、いりおとりしてぞおぼゆる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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