下笠間村(読み)しもかさまむら

日本歴史地名大系 「下笠間村」の解説

下笠間村
しもかさまむら

[現在地名]室生村大字下笠間

笠間川沿い、上笠間村の北に所在。中世、笠間庄下郷であり、室町期の天神講年預次第講田注文には「下笠間大進殿」の名もみられる。慶長郷帳による村高三九九・九石。近世初期は幕府領(代官大久保長安)。元和五年(一六一九)津藩(藤堂高虎)領となり、廃藩置県に及んだ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android