下籠(読み)おろしこむ

精選版 日本国語大辞典 「下籠」の意味・読み・例文・類語

おろし‐こ・む【下籠】

〘他マ下二〙 格子(こうし)、蔀(しとみ)御簾(みす)などをすっかりおろしてとじこめる。また、中に身をこもらせる。
古今(905‐914)春下・八〇・詞書心地そこなひてわづらひける時に、風にあたらじとて、おろしこめてのみ侍りけるあひだに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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