下花咲宿・上花咲宿(読み)しもはなさきしゆく・かみはなさきしゆく

日本歴史地名大系 「下花咲宿・上花咲宿」の解説

下花咲宿・上花咲宿
しもはなさきしゆく・かみはなさきしゆく

[現在地名]大月市大月町花咲

花咲村内に置かれた甲州道中宿駅。月のうち上一五日を村西部の上花咲宿が、下一五日は同東部の下花咲宿が勤める合宿で、両宿を合せて花咲宿ともよんだ。江戸からの距離は下花咲宿までが二四里二六町余、上花咲宿までが二四里三二町余で、両宿の間は五町五八間。合宿は一宿とすれば花咲宿として江戸から一九宿目、同じく甲斐に入って九宿目。東は上・下両宿とも大月宿から継いだが、西方は下花咲宿が下初狩しもはつかり宿まで、上花咲宿は中初狩宿までを継送った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android