下草銭(読み)シタクサセン

デジタル大辞泉 「下草銭」の意味・読み・例文・類語

したくさ‐せん【下草銭】

江戸時代領主山林御林おはやし)の下草を採取する者に課された雑税。御林下草銭。下草永したくさえい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下草銭」の意味・読み・例文・類語

したくさ‐せん【下草銭】

〘名〙 江戸時代、官有の山林、原野の下草を刈ることを許された村民または村が、その税として納めた金。下草永(したくさえい)
地方凡例録(1794)二「御林並地頭はやしは、百姓かたにて下草刈取、下草銭とて反当り有之、年々相収む」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android