下詠(読み)したよみ

精選版 日本国語大辞典 「下詠」の意味・読み・例文・類語

した‐よみ【下詠】

〘名〙 晴れの場へ出る前に、歌などをあらかじめつくっておくこと。
※虎明本狂言・萩大名(室町末‐近世初)「爰元のわかひ衆の、内々参らふと申されて、歌の下よみをいたされてござる程に、是をおしへまらせふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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