下谷真正寺門前(読み)したやしんしようじもんぜん

日本歴史地名大系 「下谷真正寺門前」の解説

下谷真正寺門前
したやしんしようじもんぜん

[現在地名]荒川区南千住みなみせんじゆ一丁目

下谷通新したやとおりしん町の中ほど西側にある。曹洞宗真正寺東の門前に形成された町屋。真正寺は寛文元年(一六六一)下谷通新町に移転してきた(寺社備考)。当町はこの移転時に形成された門前町と伝える。ただし家作許可の年代は不明。寛延二年(一七四九)三月、真正寺とともに類焼し、その後は門前の間口一〇間ほどの地に家作を作り、残地は空地となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android