下野国改革組合村(読み)しもつけのくにかいかくくみあいむら

日本歴史地名大系 「下野国改革組合村」の解説

下野国改革組合村(改革組合村)
しもつけのくにかいかくくみあいむら

二冊

成立 天保年間

写本 宇都宮大学附属図書館蔵大川家文書

解説 文政一〇年に編成された改革組合村を、組合ごとに記したもの。下野国分は「下毛郡村分」と書き表されている。支配関係を記したものと、村高家数を記したものの二部からなるが、書落したと思われる村も散見される。また水戸藩領村々は組合村に編成されなかったため除外され、日光神領高一万三千石・五八ヵ村については別途達することとしており、幕藩体制下において両領が特別な地位にあったことを物語る。

活字本栃木県史」史料編近世七

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報