下金屋(読み)シタガネヤ

デジタル大辞泉 「下金屋」の意味・読み・例文・類語

したがね‐や【下金屋】

江戸時代、各地方から買い集めた金・銀の地金じがね金座銀座に売り込むことを商売にした人。

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精選版 日本国語大辞典 「下金屋」の意味・読み・例文・類語

したがね‐や【下金屋】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、幕府から公認された金銀などの地金商人。各地方から買い集めた金銀を、金座・銀座に売り込むことを職業とした人。また、その家。
    1. [初出の実例]「極楽の先生釈迦如来の黄金のはだへまで、潰(つぶし)に掛て下金屋(シタガネや)へ売りてやり」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

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