不得手(読み)ふえて

精選版 日本国語大辞典 「不得手」の意味・読み・例文・類語

ふ‐えて【不得手】

〘名〙 (形動) (「ぶえて」とも)
① その作業動作をうまくこなせないこと。得意でないこと。また、そのさま。不得意。
四河入海(17C前)一七「不得手なことには必ず忙くわわつくものぞ」
② 嗜(たしな)まないこと。好まないこと。また、そのさま。

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デジタル大辞泉 「不得手」の意味・読み・例文・類語

ふ‐えて【不得手】

[名・形動]
得意でないこと。また、そのさま。不得意。「不得手科目」「細かい作業は不得手だ」
好きでないこと。たしなまないこと。また、そのさま。「不得手な酒をすすめられる」
[類語]不得意苦手へた拙劣拙悪稚拙未熟幼稚不細工無器用へぼ下手くそから下手からっ下手つたなまずいたどたどしいぎこちない

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