不死身(読み)フジミ

デジタル大辞泉 「不死身」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐み【不死身/不仁身】

[名・形動]
不死であること。どんな病気苦痛・傷・打撃にも耐えうるからだであること。また、そのからだやそのさま。「―な(の)勇士
どんな困難にもくじけないこと。また、その人やさま。「―な(の)精神」
[類語]たくましい強靭タフぴんしゃんぴんぴんしゃんとしゃんしゃんしゃきっとしゃっきり生き生き意気軒昂けんこう老健健やか強い元気健康丈夫無病息災無事健勝清勝壮健健全達者まめつつがない息災強壮強健頑健矍鑠かくしゃくむきむきもりもり隆隆ごりごりむっちりむちむち筋肉質筋肉美肉体派肉体美いかついマッチョマッチョマンマッチョイズムマチスモマッスル屈強剛健頑丈

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精選版 日本国語大辞典 「不死身」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐み【不死身・不仁身】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 打たれたり切られたりして痛めつけられても、影響を受けないこと。また、そのさまやそのからだ。
    1. [初出の実例]「いやいや、切ても切ぬといふ。なぜに。御覧候へ。蒔絵がふじみ西行じゃ」(出典:咄本・軽口御前男(1703)二)
    2. [その他の文献]〔俚言集覧(1797頃)〕
  3. どんな困難や失敗にあってもくじけないこと。また、そのさまやその人。
    1. [初出の実例]「不死身のやうなおやぢのわからずに苛々して」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉三)

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