不磨の大典(読み)フマノタイテン

デジタル大辞泉 「不磨の大典」の意味・読み・例文・類語

ふま‐の‐たいてん【不磨の大典】

《すりへらず、ながく価値を保つ法典の意》
大日本帝国憲法美称。発布時の勅語に「現在及将来臣民に対し、此の不磨大典を宣布す」とあったところから。
長い間改定されていない、重要な法律規則

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不磨の大典」の意味・読み・例文・類語

ふま【不磨】 の 大典(たいてん)

(消滅することなく永久に伝えられる法典の意) 「大日本帝国憲法」の美称。
※大日本帝国憲法発布の勅語‐明治二二年(1889)二月一一日「現在及将来の臣民に対し、此の不磨の大典を宣布す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android