不精・無精・無性(読み)ぶしょう

精選版 日本国語大辞典 「不精・無精・無性」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐しょう ‥シャウ【不精・無精・無性】

〘名〙
① (形動) なまけること。精を出さないこと。からだを動かして物事をするのをめんどうくさがること。また、身だしなみをしないこと。また、そのさま。ぶせい
※清原宣賢式目抄(1534)一九条「又は資財等のゆづり状をあたゆるは、ふしゃうにあらざる忠なれば、和与の物と云也」
② 付髪。入毛かつら
浮世草子・当世芝居気質(1777)三「髪はぶせうで化しますけれど」
③ (②から転じて) 頭髪をいう文政天保一八一八‐四四)頃の流行語。〔当世花詞粋仙人(1832)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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