不羈・不羇(読み)ふき

精選版 日本国語大辞典 「不羈・不羇」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不羈・不羇】

〘名〙 (形動) (「羈」「羇」はともにつなぐ意) 束縛されないこと。また、才能学識があまりにもすぐれていて、常規では律しにくいこと。また、そのさま。
経国集(827)一一・老翁吟〈嵯峨天皇〉「世有不羈一老翁、生来無王公
※雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉四「天才の不羈(フキ)行動だけを見て」 〔史記‐鄭陽伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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