不羈独立(読み)ふきどくりつ

精選版 日本国語大辞典 「不羈独立」の意味・読み・例文・類語

ふき‐どくりつ【不羈独立】

〘名〙 他の束縛を受けず、自力物事を行なうこと。
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初「人々皆門閥を貴ぶの政を嫌て自から不羈独立の意を生じ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「不羈独立」の解説

不羈独立

他の束縛を受けないで、自力で物事を行うこと。

[使用例] 自分らごときは他人異見を待たずに、不羈独立して大和魂を堅め[島崎藤村夜明け前|1932~35]

[解説] 「不羈」は他からの束縛を受けないこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android