不起(読み)フキ

デジタル大辞泉 「不起」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不起】

病気などが治らず、死ぬまで起き上がれないこと。
「―の病いにかかりぬ」〈一葉・やみ夜〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不起」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不起】

〘名〙 (再び起(た)たないの意から) 病気などが治らず、死ぬまで起き上がれないこと。
※やみ夜(1895)〈樋口一葉〉三「不起の病ひにかかりぬ」 〔春秋公羊伝‐荘公三二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android