不遣の雨(読み)やらずのあめ

精選版 日本国語大辞典 「不遣の雨」の意味・読み・例文・類語

やらず【不遣】 の 雨(あめ)

  1. 帰ろうとする人を、まるでひきとめるかのように降ってくる雨。また、出かけようとする時、折わるく降ってくる雨。
    1. [初出の実例]「空留めの客にやらずの雨七日」(出典:俳諧・広原海(1703)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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