与知・関知(読み)あずかりしる

精選版 日本国語大辞典 「与知・関知」の意味・読み・例文・類語

あずかり‐し・る あづかり‥【与知・関知】

〘自ラ五(四)〙 (多く後に打消の語を伴って用いる) かかわりがある。関与する。関知する。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二「金銀珍宝、およひ、もろもろの、庫蔵領知(リャウチ)(〈注〉アツカリシレ)すれとも」
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四「真の政権なるものは、〈略〉天皇の与り知らざる所なれども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android