世一(読み)ヨイチ

デジタル大辞泉 「世一」の意味・読み・例文・類語

よ‐いち【世一】

世の中で最もすぐれていること。また、そのもの。当世第一。天下一
「いけずきといふ―の馬には乗ったりけり」〈平家・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世一」の意味・読み・例文・類語

よ‐いち【世一】

  1. 〘 名詞 〙 世の中で最もすぐれていること。当世第一。天下一。世界一。無類。
    1. [初出の実例]「いけずきといふ世一の馬にはのったりけり」(出典:平家物語(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android