デジタル大辞泉
「世外」の意味・読み・例文・類語
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せ‐がい ‥グヮイ【世外】
[1] 〘名〙 世俗を離れた場所。世事を脱離した
境涯。せいがい。
※真愚稿(1422頃か)江山小隠図「世外誰能早払レ衣。披レ図相対思依々」
※
日葡辞書(1603‐04)「カノ ヒトワ xeguaino
(セグヮイノ) テイデ ゴザル」 〔
晉書‐許邁伝〕
[2]
松平不昧による手づくねの
茶碗。赤楽で、所々に青白い釉溜まりがある。口作りに
高低があり、
飯櫃形。銘は
不昧の四女幾千姫による。
せい‐がい ‥グヮイ【世外】
〘名〙 世俗を離れたところ。また、その境涯。せがい。
※春雨文庫(1876‐82)〈和田定節〉九「身は世外
(セイグヮイ)に居るといへども
攘夷の心深くして勤王無二の志あるに」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「世外」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報