世帯仏法腹念仏(読み)セタイブッポウハラネブツ

デジタル大辞泉 「世帯仏法腹念仏」の意味・読み・例文・類語

世帯せたい仏法ぶっぽう腹念仏はらねぶつ

仏法念仏も、要するに現世生活のためのものにほかならないの意。
「―、口に食ふが一大事」〈浄・今宮の心中

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世帯仏法腹念仏」の意味・読み・例文・類語

せたいぶっぽう【世帯仏法】 腹念仏(はらねんぶつ・はらねぶつ)

仏法も念仏も要するに日々の生活のためのものであるということ。世帯仏法
※談義本・根無草(1763‐69)前「きやり声をはりあげて、鉦をたたいて百万遍、世帯仏法腹念仏(セタイブッポウハラネンブツ)

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