世故に長ける(読み)セコニタケル

デジタル大辞泉 「世故に長ける」の意味・読み・例文・類語

世故せこ・ける

世間事情によく通じている。「―・けている人」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世故に長ける」の意味・読み・例文・類語

せこ【世故】 に 長(た)ける

世間の裏表を熟知している。世渡りや世間づきあいに長じている。
太郎坊(1900)〈幸田露伴〉「今は十分世故(セコ)に長(タ)けた身の最早何事にも軽々しくは動かされぬといふやうなありさまを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android