世業田(読み)せいぎょうでん

世界大百科事典(旧版)内の世業田の言及

【永業田】より

…支給された戸が代々世襲用益できた。業は田業(土地資産)の略で,北朝末期から隋・唐初にかけては世業田とも呼ばれたが,唐の太宗李世民の諱(いみな)を避け,以後永業田に固定し均田制がくずれる8世紀後半まで使われた。唐田令の規定では,成丁に20畝(約1ha)が給され,ここに桑やニレ,ナツメを植えさせた。…

※「世業田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android