世界卓球選手権(読み)せかいたっきゅうせんしゅけん(英語表記)World Table Tennis Championships

知恵蔵mini 「世界卓球選手権」の解説

世界卓球選手権

国際卓球連盟主催による卓球の国際大会。1926年のロンドン大会に始まり、57年のストックホルム大会までは毎年開催された。59年のドルトムント大会から99年のアイントホーフェン大会までは2年に1度開催され、以降、2001年の大阪大会を除き、個人大会・団体大会と交互に年1回ずつ開催されている。日本のメダル獲得は、52年のボンベイ大会における女子団体2位・男子シングルス優勝(佐藤博治)が初であり、54年ウエンブレー大会では、男子・女子団体優勝、男子シングルス優勝(荻村伊智朗)を果たした。以降、59年まで黄金時代を築くが、61年より中国が圧倒的な成績を残しており、日本は79年の平壌大会における男子シングルス(小野誠治)以来優勝がない。2014年度は「JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会」として、東京にて4月28日~5月5日の8日間、男女団体大会が開催される。

(2014-4-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android