世襲親王(読み)セイシュウシンノウ

デジタル大辞泉 「世襲親王」の意味・読み・例文・類語

せいしゅう‐しんのう〔セイシフシンワウ〕【世襲親王】

明治維新前、天皇兄弟とか皇子とかでない皇族親王の称を世襲することが許されていた宮家江戸時代では伏見宮桂宮有栖川宮閑院宮家がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世襲親王」の意味・読み・例文・類語

せいしゅう‐しんのう セイシフシンワウ【世襲親王】

〘名〙 幕末まで、皇族の嫡流が代々親王の称を世襲することに定まっていた制度。江戸時代には伏見宮・桂宮・有栖川宮(ありすがわのみや)・閑院宮の四宮家に限られていた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android