両判（読み）りょうばん

精選版 日本国語大辞典

りょう‐ばん リャウ‥【両判】

〘名〙

① 二つ判をおすこと。また、その判。

※御触書天保集成‐一〇一・寛政九年（1797）九月「一判或一人両判之質物取候質屋 質物取上、過料三貫文」

② 両人が判をおすこと。二人が判をおすこと。また、その判。〔武政軌範（1441‐90）〕

※浄瑠璃・心中重井筒（1707）上「こなたの娘御聟殿りゃうはんで銀四百目貸しました」

出典　精選版 日本国語大辞典