デジタル大辞泉 「両性電解質」の意味・読み・例文・類語 りょうせい‐でんかいしつ〔リヤウセイ‐〕【両性電解質】 酸性溶液中では塩基、塩基性溶液中では酸として作用する電解質。水酸化アルミニウム・水酸化亜鉛やアミノ酸・たんぱく質など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「両性電解質」の意味・読み・例文・類語 りょうせい‐でんかいしつリャウセイ‥【両性電解質】 〘 名詞 〙 水溶液にイオンとなって溶解する物質で、酸性溶液には塩基として、アルカリ性溶液には酸として溶解するもの。アミノ酸、タンパク質、アルミニウムや亜鉛の水酸化物など。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「両性電解質」の意味・わかりやすい解説 両性電解質【りょうせいでんかいしつ】 酸性溶液中では塩基としての性質,塩基性溶液中では酸としての性質を示す電解質。たとえば水酸化アルミニウムは酸性溶液中ではAl(OH)3として電離しOH(-/)を生じ,塩基性溶液中ではH3AlO3として電離しH(+/)を生じる。ほかに亜ヒ酸,水酸化亜鉛,アミノ酸など。→関連項目両性化合物 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
化学辞典 第2版 「両性電解質」の解説 両性電解質リョウセイデンカイシツamphoteric electrolyte 酸性の溶液に対しては塩基の作用をし,塩基性の溶液に対しては酸の作用をする電解質.たとえば,水酸化亜鉛は,酸性溶液中ではZn(OH)2として塩基の性質を示し,逆に塩基性溶液中ではH2ZnO2として酸の性質を示す.水酸化アルミニウム,亜ヒ酸,アミノ酸,タンパク質なども両性電解質である. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by