両瀬村(読み)りようぜむら

日本歴史地名大系 「両瀬村」の解説

両瀬村
りようぜむら

[現在地名]四賀村中川なかがわ 両瀬

松本藩領会田あいだ組で、小岩井こいわい村の東、金井かない村の西に接し、虚空蔵こくぞう山の南麓にある。

天正検地帳には高一九一石四斗八升と記される。「信府統記」によると享保九年(一七二四)当時の石高は一七〇石四升九合、うち田一〇七石八斗六合、畑四二石四斗三升八合である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android