並行論(読み)ヘイコウロン

デジタル大辞泉 「並行論」の意味・読み・例文・類語

へいこう‐ろん〔ヘイカウ‐〕【並行論】

哲学心理学で、心(精神)と体(物質)はそれぞれ独立していて因果関係はなく、対応関係があるのみとする説。精神物理的並行論。→相制説そうせいせつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「並行論」の意味・読み・例文・類語

へいこう‐ろん ヘイカウ‥【並行論】

〘名〙 哲学・心理学で、物理現象と精神現象とは互いに並行していて対応はするが、それぞれ独立していて因果関係はないという仮説スピノザ、フェヒナーらが代表。精神物理的並行論。並行説。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android