中井弘(読み)なかい ひろし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中井弘」の解説

中井弘 なかい-ひろし

1838-1894 幕末-明治時代の武士,政治家。
天保(てんぽう)9年11月生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。安政年間脱藩して土佐高知にゆく。後藤象二郎援助で慶応2年渡英。維新後外国官判事,駐イギリス公使館一等書記生などをつとめ,のち滋賀県・京都府知事となる。元老院議官,貴族院議員。明治27年10月10日死去。57歳。幼名は休之進。号は桜洲山人別名に弘三。著作に「漫遊記程」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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