中井蕉園(読み)なかい しょうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中井蕉園」の解説

中井蕉園 なかい-しょうえん

1768*-1803 江戸時代中期-後期儒者
明和4年12月18日生まれ。中井竹山の子。幼少のころより詩文の才能をあらわし,父竹山より10の題をあたえられ一夜にして10編の詩をつくった。寛政9年懐徳堂学主。頼山陽(らい-さんよう)がその文才を称賛した。享和3年8月4日死去。37歳。大坂出身。名は曾弘。字(あざな)は伯毅。通称は遠蔵。別号に仙坡,介庵。著作に「騮嚢(りゅうのう)」「碧嚢(へきのう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android