中傷(読み)チュウショウ

デジタル大辞泉 「中傷」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しょう〔‐シヤウ〕【中傷】

[名](スル)根拠のないことを言いふらして、他人の名誉を傷つけること。「ライバル中傷して落とす」「中傷記事」
[類語]悪口わるくち陰口誹謗謗り悪態悪口あっこう雑言罵詈罵詈雑言悪罵嘲罵痛罵怒罵面罵罵倒讒謗悪たれ口憎まれ口悪し様ぼろくそ口汚いくそみそこき下ろすけなくさそしけちを付ける難癖を付ける

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精選版 日本国語大辞典 「中傷」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐しょう‥シャウ【中傷】

  1. 〘 名詞 〙 ( 人の過失を中(あて)て傷つけるの意 ) ありもしないことをわざと言いたてて、他人の名誉を傷つけること。
    1. [初出の実例]「他(ひと)讒誣(ざんぶ)中傷するを何とも思はない人の言ふ事を御信用なさるといふは」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵閨閥)
    2. [その他の文献]〔漢書‐尹翁帰伝〕

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普及版 字通 「中傷」の読み・字形・画数・意味

【中傷】ちゆうしよう(しやう)

讒言する。〔後漢書、楊秉伝〕秉(へい)、因りて(中常侍侯)覽~を奏して曰く、~其の阿(あゆ)して容を取るには、則ちに因りて襃擧し以て私惠に報じ、心に忤(ごぎやく)するれば、必ず事を求めて中傷し、其の凶忿を肆(ほしいまま)にす~と。

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