出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
酸と塩基が中和するときに放出される熱.通常,両者が1モル量ずつのときの熱量で表される.両者が強酸と強塩基であり,かつ十分に希薄なときは,これらは完全に解離しているとみなされるから,中和は H+ とOH-からH2Oを生じる反応となり,酸と塩基の種類に無関係に,中和熱は56.5 kJ mol-1(13.5 kcal mol-1)(25 ℃)となる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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