中堂(読み)チュウドウ

デジタル大辞泉 「中堂」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐どう〔‐ダウ〕【中堂】

本尊を安置する堂。特に、比叡山延暦寺根本中堂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中堂」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐どう ‥ダウ【中堂】

〘名〙
建物中央。また、中央の建物。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「初は中堂のみなりしに、後代左右の両院を増せり」 〔儀礼聘礼
② 中央の宮殿。また宰相政治を行なった所。転じて、その宰相。〔謝瞻‐九日従宋公戯馬台集送孔令詩〕
仏語。本尊を安置する堂。特に、比叡山延暦寺の根本中堂をいうことが多い。
※観智院本三宝絵(984)下「中堂の薬師如来の像をつくり」

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