中小企業創造活動促進法(読み)ちゅうしょうきぎょうそうぞうかつどうそくしんほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中小企業創造活動促進法」の意味・わかりやすい解説

中小企業創造活動促進法
ちゅうしょうきぎょうそうぞうかつどうそくしんほう

創造的なベンチャー企業を育成するために,創業や技術開発,事業化を支援する法律。中小企業支援策の一環として 1995年4月に施行された。うち創業支援については設備投資減税,事業化支援については債務保証拡大など優遇策が盛込まれているほか,事業計画のある未起業者も都道府県認定を受ければ研究開発費などの補助金や優遇税制の対象となる。さらに 97年の法改正により,ベンチャー財団を通じた直接融資のための再保険制度や,ベンチャー企業の資金調達を容易にするため個人の株式取得に対する優遇税制 (エンジェル税制) が追加された。

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