中小企業政策(読み)ちゅうしょうきぎょうせいさく

世界大百科事典(旧版)内の中小企業政策の言及

【中小企業】より

…しかし他方で,大企業は独占に伴うもろもろの弊害や規模の大きさゆえの非効率等を発生させるため,活力ある中小企業を維持することが,社会の政治的・経済的な健全さを担保するうえで必要となる。また中小企業者の数の多さゆえに,現実にその保護を要求する政治的な圧力も必然的に強くなり,一方で,可能な限り自由な競争を維持するという前提を保ちつつ,他方で,いかにして健全な中小企業を育成するかという,中小企業政策の課題が生ずるのである。 1963年に制定された中小企業基本法は,現在の日本における中小企業政策の基本的な枠組みを定める法律である。…

※「中小企業政策」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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