中尾都山(初代)(読み)なかお とざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中尾都山(初代)」の解説

中尾都山(初代) なかお-とざん

1876-1956 明治-昭和時代の尺八奏者,作曲家。
明治9年10月5日生まれ。尺八を独習し,虚無僧の旅で修行。明治29年大阪で教授をはじめ,都山流を創始。独自の楽譜を考案し,民主的な家元制度を組織した。昭和28年芸術院賞。昭和31年10月10日死去。80歳。大阪出身。本名は琳三。作品に「木枯(こがらし)」「岩清水」「慷月調(こうげつちょう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android