中島家住宅(読み)なかじまけじゆうたく

日本歴史地名大系 「中島家住宅」の解説

中島家住宅
なかじまけじゆうたく

[現在地名]添田町添田

JR日田彦山線添田駅から北東七〇〇メートルの通称下町しもまちにあり、旧街道に面して建つ。主屋・醤油蔵・酒蔵が国指定重要文化財。中島家は商家で、綿屋(和多屋)と称した。小倉城下から彦山に至る街道沿いに位置し、櫨蝋の製造や酒造業を営んでいた。中島家の由緒は明らかでないが、一番古い位牌として寛政二年(一七九〇)のものがある。小倉藩による櫨の栽培は延宝年間(一六七三―八一)から始まり、宝暦―安永(一七五一―八一)には盛んに「櫨蝋」を出荷し、藩の重要な産業になったらしい(旧「福岡県史」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「中島家住宅」の解説

中島家住宅

(福岡県田川郡添田町)
福岡県文化百選 建物編」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

デジタル大辞泉プラス 「中島家住宅」の解説

中島家住宅

福岡県田川郡添田町にある住宅。中島家は酒造などを営んでいた商家。主屋、醤油蔵、酒蔵が国の重要文化財に指定されている。

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