中島操存斎(読み)なかじま そうそんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島操存斎」の解説

中島操存斎 なかじま-そうそんさい

1822-1868 江戸時代後期の儒者
文政5年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)秋月藩につかえる。天保(てんぽう)11年藩主にしたがい江戸にでて,佐藤一斎の門でまなぶ。帰藩後,藩校稽古(けいこ)館助教,のち中監察となる。公武合体をとなえる。慶応4年5月24日暗殺された。47歳。本姓は加峰。名は健。字(あざな)は仲強。通称衡平。別号に精義草廬。著作に「精義草廬遺稿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android